連載 往復書簡 東京と小樽を結んで・21
冷やかなまなざし既成概念の[哀しさ]
久保 成子
1
1前:善隣基督教会附属尾竹橋病院
pp.646-649
発行日 1992年9月25日
Published Date 1992/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900446
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こんにちは,皆様.短い北国の夏を存分に呼吸しながらお過ごしと存じます.鼻野木先生のお便りでは,照り返す海の眩しさが夏の到来を告げるのだとのこと.紺碧の海,白く高い波に透明な太陽の光が反射している風景,想像しただけで眩しくなります.
東京でそれと似た感覚を体験するのは[ゆく夏]の或る日です.
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