特集 活動の見直しから見通しへ—多摩保健活動研究会の成果を中心に
座談会
自己の中の既成概念との闘いだった—共有の視点に立ち得た時の喜び……最高の気分
石川 敦子
1,2
,
秦 郁江
3
,
滝島 玲子
4
,
中山 順子
5
,
延岡 玲子
6
,
丸地 信弘
7
1東京都五日市保健所
2前立川保健所昭島保健相談所
3東京都小平保健所
4東京都東村山保健所
5東京都町田保健所
6神奈川県相模原保健所
7東大医学部保健学科
pp.784-799
発行日 1983年9月10日
Published Date 1983/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206731
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研究会活動への参加動機
滝島 57年9月号に,《保健活動見直しの実践的試み,地域難病ケア活動を対象として》の特集タイトルで,多摩地区保健活動研究会の研究成果の報告と,各グループの代表者の座談会を載せていただきました。その座談会の最後に,編集室から,今後,全国の読者の方が積極的に話し合いたいという要請があった場合に,皆さんの得たものをお返しいただけますね,ということを言われました。それから,2年目の研究報告を,又,保健婦雑誌を通して,皆さんにお届けするというお約束も致しました。この約束は,58年2月に,静岡県の保健婦の皆さんを私共の研究会の全体会にお招きして,意見交換をするという形で果たしました。で,今月号に2年目の報告をさせていただき,お約束が全部果たせたということでホッとしているところなんです。
さて,今日は,2年目を迎えて,研究会の勉強のプロセスと,自分達の学習の体験を語ろうということで,グループの代表が集まったわけです。みんなで自由に話し合ってみたいと思います。
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