連載 往復書簡 東京と小樽を結んで・8
その人の人生をみつめて
川瀬 シズ
1
,
鼻野木 晴美
1
,
平島 靖子
1
,
徳田 輝子
1
,
森 博子
1
1市立小樽病院高等看護学院
pp.494-497
発行日 1991年8月25日
Published Date 1991/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900244
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前回のお手紙を読みながら,私たちは,今まで「文化的事実としての人間」の,一体どれだけの内容をおさえることが出来ていたのだろうかと,ふと,不安になりました.常に学生には,人は有機体,生物体としての存在であると同時に,心理的,社会的な存在であることをおさえさせてきたつもりでした.
そして,いつも「人を見つめる視点を育てたい」との願いをこめ,特に対象の捉えには力を入れてきました.
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