‘ながめる’と‘みつめる’

　昨年暮れ，大阪の〈心身医学のつどい〉が主催したパネル“死亡直前の臨床”にパネラーとして参加する機会を与えられた．パネルが終わった時，1人の看護婦さんが，先生のお話しを聞いて，自分が看護してきたことの確かめができて，本当によかった．うれしい’との気持ちを伝えてくださった．この看護婦さんのおかげで，私は看護婦さんと共に歩みたい，いや歩める自分を発見した思いでとてもうれしかった．

　以下テーマにそって拙稿を記していく．テーマゆえに，読者諸姉に伝わらない拙稿であっては申し訳けがない．読者諸姉に私自身をぶつけていこう．このことによって，読者諸姉と通じ合える自分と新たに出会いたいと願っている．どうぞよろしく看護を！！