連載 往復書簡 東京と小樽を結んで・2
18歳,今
川瀬 シズ
1
,
鼻野木 晴美
1
,
平島 靖子
1
,
徳田 輝子
1
,
森 博子
1
1市立小樽病院高等看護学院
pp.112-115
発行日 1991年2月25日
Published Date 1991/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900173
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久保先生,お忙しい中お手紙ありがとうございました.いつも私たちのことを,心にかけていただいて,とても嬉しく思い,また大変励みにしております.
私たち,雪国北海道,小樽の地で学生と共に生きる時,いつも大きな壁に突き当たるばかりでした.看護とは,看護教育とは,どうあったらよいのかと自問自答のくり返しでした.なんとかこの,生き生きと輝いて入学する学生のために,良い教育をしたいものだと思い続け,悩みの多い毎日でした.ちょうどその頃,先生の書かれた『看護実践の哲学を求めて』という1冊の書物と出逢い,私たちのこの長年にわたる悩み,不安,迷いが少しずつひもとかれるような気持ちを味わいつつ,読ませて頂きました.
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