EXTRA LECTURE
国際感覚の涵養を
須藤 勲子
1
1三育学院短期大学
pp.362-369
発行日 1991年6月25日
Published Date 1991/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900220
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プロローグ
ICN大会に学生を参加させて
ICN(国際看護婦脇会)大会が初めて西太平洋地域の,しかも日本で開催されたのは,1977年のことでした.1901年にバッファローで第1回の大会が行なわれて以来,およそ4年毎に各国持ちまわりで開催されて,東京大会は第16回目にあたりました.ICNとは1899年に創立された保健の分野では最も古い専門職団体で,1991年1月現在102か国が加盟しています.
ICNの目的は,各国の看護協会が共通の利益を頒ち合い,かつ人々の健康の増進と病人のケアに看護がより一層貢献できるように協力するための機関となることです.従って国籍,人種,信条,皮膚の色,政治,性別あるいは社会的地位の理由により制約されることなく組織され,活躍しています.
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