特集 すべての看護師にとっての「地域・在宅看護論」
現行カリキュラムを基盤とした指定規則改正への対応―さまざまな科目で地域・在宅をとらえる
清水 準一
1
1東京医療保健大学千葉看護学部
pp.472-477
発行日 2020年6月25日
Published Date 2020/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201502
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
学校によっては、必ずしも在宅看護を専門とする先生が在籍していなかったり、授業の多くを訪問看護ステーションの管理者にお任せしていたりする場合もあるかもしれません。また、今回の指定規則改正で増えた2単位をどうしよう、何をしたらよいかと悩まれている方も多いと思います。
本稿では、少し誤解されてきたかもしれないこれまでの「在宅看護論」を振り返りつつ、新しい「地域・在宅看護論」の位置づけを再確認するとともに、東京医療保健大学千葉看護学部(以下、本学部)の取り組みを紹介し、現行のカリキュラムをどのように指定規則に対応させていくかについて提案をしたいと思います。
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.