特別寄稿
保健婦学校養成所指定規則の改正について
丸山 美知子
1
1厚生省健康政策局看護課
pp.751-761
発行日 1989年9月10日
Published Date 1989/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207814
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はじめに
平成元年3月29日,保健婦助産婦看護学校養成所指定規則(以下「指定規則」という)の一部を改正する省令が交付され,平成2年4月1日から施行されることになつた。
改正に至った経過としては,昭和60年3月から62年4月までの約2年間にわたつて検討された「看護制度検討会」の報告書のなかで21世紀を前にして高齢化社会,急速な医学医術の進歩,保健医療ニーズの多様化など,看護をめぐる環境の変化は大きく,これらの変化に対応できる看護職の養成が必要であり,そのため看護婦等学校養成所の教育内容,専任教員数,機械器具,図書,科目別の男女の相違等指定基準を全面的に見直し,より一層の充実強化を図るべきだという提言があった。
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