連載 専門家と市民の架け橋 CoSTEP・7
アートで科学技術コミュニケーションを考える
朴 炫貞
1
1北海道大学高等教育推進機構オープンエデュケーションセンターCoSTEP
pp.67
発行日 2018年1月25日
Published Date 2018/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200908
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みなさん,こんにちは。どこにも平等に,真っ白く雪に覆われている北海道の風景を見ると,2018年も新たな気持ちで始められそうな予感がします。今回は,アートと科学技術コミュニケーションについて,CoSTEPのスタッフであり,メディアアートの作家でもある朴炫貞がお届けします。
科学技術コミュニケーションをアートの文脈から行うことには,科学に興味のない人々を,アートを通じて科学に強く引きつける可能性があると思います。そしてアート作品には,アートと科学を比べることで「そもそも科学とは何か」について,考える機会を提供する潜在能力があります。そこでCoSTEPでは,札幌国際芸術祭2017の開催と併せ,アートを用いた科学技術コミュニケーションをいくつか試みました。
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