Scramble Zone
看護教育にボディ・ワークを取り入れて―自律した職業人育成のためになぜ“タカラナース”なのか
友田 尋子
1
1甲南女子大学看護リハビリテーション学部
pp.894-898
発行日 2010年10月25日
Published Date 2010/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101588
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2009年の新カリキュラム施行,2010年の「大学」教育明文化という法改正と,看護基礎教育の世界は激動の時節にあります。臨地・臨床現場では新人看護師の離職率の高さが大きな問題となり,甲南女子大学の所在地である兵庫県は,残念なことに離職率トップとなりました。社会や医療現場からは看護基礎教育への強い要望として,「へこたれない」「継続して成長できる」「自律できる」人材育成が迫られています。
本稿では,タイトルに挙げた“タカラナース(タカラジェンヌ+ナース)”というキャッチフレーズと,私が構想している,自律した職業人育成プロジェクトについておって解題してゆきます。
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