連載 看護教員の資質向上をめざして 都立看護専門学校における取り組み⑦
学校運営評価・授業評価(講義・演習・実習)への取り組み
遠藤 由美子
1,2
,
大波 幸一
3
,
馬場 信雄
4
,
鎮目 安
5
,
佐藤 治代
6
,
高橋 順子
7
,
中山 富子
5
,
中澤 明美
7
,
井上 真弓
8
,
伊藤 政子
9
,
田中 光子
3
1東京都福祉保健局医療政策部
2前南多摩看護専門学校
3前大塚看護専門学校
4府中看護専門学校
5板橋看護専門学校
6青梅看護専門学校
7北多摩看護専門学校
8松沢看護専門学校
9前松沢看護専門学校
pp.810-813
発行日 2004年10月1日
Published Date 2004/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100485
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はじめに
2002年4月の「専修学校設置基準」の一部を改正する省令により各校に自己点検・評価が努力義務として課せられた。2003年7月には厚生労働省から「看護師等養成所の教育活動等に関する自己評価指針作成委員会」報告書1)が出され,さらに自己点検・評価は取り組むべき課題となっている。
都立看護専門学校では,学校活動全般に計画・実施・評価・修正を行うマネジメントサイクルを導入し,継続的・組織的に実施することが全体の教育水準のレベルアップに必要不可欠との考えから,2001年9月に学校評価プロジェクト(以下,学校評価PT)を立ち上げ検討を開始してきた。学校再編整備後の学校全般に対する自己改革および教育の質向上を目指すため,全校共通の認識をもって管理運営を含む教育活動全体に関する自己点検・評価についてその方向性,実施内容,実施方法などを検討したのである。その結果,自己点検・評価を2003年5月から試行し,同年12月より本格実施となった。以下にその取り組みを述べる。
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