Scramble Zone
看護学生の高等学校教育における進路決定に関する要因―1年次入学生の実態調査から
西山 智春
1
,
大室 律子
2
,
鈴木 良子
3
,
合田 典子
4
,
細越 幸子
5
1桐生短期大学看護学科
2千葉大学看護学部
3神奈川県立綾瀬西高等学校
4岡山大学医学部保健学科
5岩手県立大学看護学部
pp.717-721
発行日 2004年9月1日
Published Date 2004/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100468
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昨今,看護を取り巻く社会情勢は変化し,看護職者の業務・責任は拡大するなど,社会の看護に対する期待は大きい。一方で,少子化や高学歴化・進学率の上昇に伴い,高等学校における教育の個性化・多様化が進みつつある。時代のニーズに対応できる人材育成のため,看護教育の大学化が急速に進み,看護師養成校の入学者選抜も多様化している。
文部科学省は,学校教育行政上の基礎資料を得るため学校基本調査を毎年実施し,同時に日本看護協会は看護教育のあり方を検討するため「看護教育基礎調査」を実施している。しかし,高等学校教育並びに大学等の入学試験が多様化する中で,看護職者を志す入学生の背景や進路決定の要因等についての研究は少ない。
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