特別論稿
看護学生の臨床実習に対する意欲調査—学校別・進路別
池田 公子
1
,
小玉 美智子
1
1岡山県立短期大学看護科
pp.49-56
発行日 1969年11月1日
Published Date 1969/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908924
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I.まえがき
看護教育における臨床実習の占める割合が大であることは,種々の調査報告からもその言をまたないところである。それにもかかわらず,臨床実習に関する問題は数多く,なお未解決のまま残されているのが現状である。その未解決の問題の一つと思われる実習に対する意欲の問題をとりあげ,学校別ならびに進路別に分析,観察してある程度の成果を得たので報告する。
筆者らはO赤十字病院において臨床指導者として学生の指導にあたっており,同病院では,O赤十字高等看護学院(以下日赤という),国立O療養所附属高等看護学院(以下国療という)および,筆者らが勤務する0県立短期大学看護科(以下短大という)の3校が臨床実習を行なっている。
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