私の発言
教育実践をふりかえって—進学課程入学生の実態を中心に
山田 要子
1
1北海道立衛生学院看護婦第二科
pp.1-4
発行日 1975年1月25日
Published Date 1975/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906845
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
進学課程入学生の動向
昭和36年に,北海道立衛生学院看護婦第二科と称する道立の進学課程が,50名の定員で発足してから,早くも13年になる.昭和44年には,ニッパチ闘争などの社会的要請により,定員が80名に増員され,既に600名を超える卒業生を送り出していることから考えても,その社会的責任の重大さを感ぜずにはいられない.
当学院発足当時の道内進学課程養成施設数は,わずか4校で,養成定員も100名であった.しかし昭和49年4月現在では,高等学校の専攻課程1校を含め,17校となり,養成定員も640名に増加している.このような状況の中で,当学院に入学してきた学生の背景も,時代とともに大きく変化してきている.ここでその動向を簡単に紹介しよう.
Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.