連載 看護教師の学び方アラカルト―つなぐ・創る・活かす・5
新人教師力を高めるピア学習―「くるたの会」の活動を通して見えてきたもの
片山 康予
1
,
深谷 明美
1
12004年度厚生労働省看護研修研究センター看護教員養成課程修了生
pp.418-422
発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100256
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はじめに
厚生労働省看護研修研究センター看護教員養成課程の研修では,演習が多く取り入れられている。演習を通して看護教育の基礎を学ぶとともに,他者と討議することで物事を多角的に捉え,かつ深く理解する学び合いの楽しさを実感することができた。この学び合いを継続したいという思いから,研修修了生有志による自主学習会「くるたの会」を発足させ,1年間にわたり活動を行ってきた。活動を通して,新人教員が抱える悩みや課題が明らかになり,そこでの学びを日々の教育活動へ活かすことができた。
今回,自主学習会における1年間の活動状況とそこで学んだことを報告する。
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