特集 ユニフィケーションシステムを導入した神奈川県立の看護専門学校
実習指導日誌の共有をめざして―ユニフィケーションシステムを導入しての変化
石渡 澄子
1
,
福士 茂子
1
,
滝本 和子
1
1神奈川県立循環器呼吸器病センター看護部
pp.291-293
発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100036
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はじめに
当センターでは平成16年度より,よこはま看護専門学校との間でユニフィケーションシステムを導入した。兼務教員の配置は看護教育係とし,主に活動する場としては,兼務教員の授業分野である成人の呼吸器系分野がより経験できる2階南病棟を選定した。兼務教員と病棟スタッフの連携をとおして,兼務教員の教材研究に効果があったことは勿論だが,病棟においては,実習指導者の実習指導力が著しく向上した。その中でも,病院が実習指導の実際を記録している「実習指導日誌」について,実習指導者の記録に留めることなく,看護専門学校の実習担当教員や,直接指導を受ける学生にも共有できる日誌となる効果的な取り組みができたので報告する。
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