特集 ユニフィケーションシステムを導入した神奈川県立の看護専門学校
基礎看護学における看護技術教育の充実をめざして―学校と臨床の技術教育の連携
佐藤 光栄
1
,
當房 紀子
1
,
高橋 祐子
1
,
二見 和義
1
,
綿貫 克子
1
1神奈川県立平塚看護専門学校
pp.283-286
発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100034
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はじめに
高度専門医療が進展する中,看護基礎教育と臨床における技術の乖離を指摘されることは多い。平成15年3月には,厚生労働省から「看護基礎教育における技術教育のあり方に関する検討会」報告書,平成16年3月には「新人看護職員の臨床実践能力の向上に関する検討会」報告書が出され,臨床との連携の必要性を述べている。本校においても,学生の日常生活援助技術の定着の悪さや,限られた授業時間および実習経験の中での効果的な技術教育のあり方について検討していた。
平成16年4月に導入したユニフィケーション活動により,基礎教育と臨床における技術教育の課題が明らかとなった。これを基に基礎看護学における有効な技術教育をめざした実践を行い,若干の示唆と課題を得られたので報告する。
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