研究
高齢障害者のケアニーズ評価方法の検討[2]—2年後の中止/継続ケースと「アセスメント表」によるケアニーズ評価
加藤 基子
1
,
山川 登貴子
2
,
内堀 たき子
3
,
山口 弘子
4
,
中条 りう
5
1横浜市立大学看護短期大学部
2松戸市小金保健センター
3八王子市保健医療保健予防課
4富士見市立健康増進センター
5東久留米市福祉部老人福祉課
pp.641-647
発行日 1995年8月10日
Published Date 1995/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902778
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はじめに
在宅で療養している高齢者へのケア支援は,「高齢者の生活の質の確保」をねらいとしている。高齢者の療養生活はさまざまな要因,特に家族の介護力や家庭機能に大きく影響され,家族の生活も高齢者の病状や障害,日常生活動作の自立度に大きく影響されてくる。
このように,在宅ケア状態は高齢者の状態と家族の介護力が相互に影響しあいながら,継続されているといえる。
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