研究
地区診断のためのPRECEDE-PROCEEDモデルを用いた既存資料の分析
岡野 初枝
1
,
川田 智恵子
1
,
二宮 一枝
2
1岡山大学医学部保健学科
2岡山県立大学保健福祉部看護学科
pp.324-329
発行日 2002年4月10日
Published Date 2002/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902603
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■要旨
中・高年齢者を対象とした地域保健活動は,これまで健診結果などによる疫学的診断のみをもとに,保健活動や政策決定がなされてきた。
筆者らはヘルスプロモーションの考えに基づいて,住民のQOLの向上を目標とした地域保健活動を展開するにあたり,グリーンらによるPRECEDE-PROCEEDモデルを用いて,M町の既存資料を収集し分析を行った。各段階に該当する情報から地区診断を行うなかで,残された課題を明らかにすることを目的にした。
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