連載 「PRECEDE-PROCEEDモデル」の道しるべ・14
[鼎談]PRECEDE-PROCEEDモデルの進化と今後の展望(上)
藤内 修二
1
,
神馬 征峰
2
,
中村 譲治
3
1(社)地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター
2東京大学大学院国際地域保健学教室
3NPO法人ウェルビーイング
pp.411-418
発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100092
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藤内(司会) 今日は「PRECEDE-PROCEEDモデルの道しるべ」と題した1年間にわたる連載の著者である神馬先生と中村先生に再度お集まりいただいて,本連載の締めくくりとして,このモデルの展望についてディスカッションができればと思います.
私も1年間連載を読ませていただいて,このPRECEDE-PROCEEDモデルが現場の人から見ればちょっとわかりづらい理論であるとか,使えない方法論であるとか,そう思われていたのが,本連載によって使える方法論,使いたくなる方法論というように身近なものに感じられてきたのではないかと思います.また,神馬先生からこのモデルのさらなる進化についてご紹介いただき,私も関心を持って拝読させていただきました.
今回Green先生が第4版のテキストをすでに出版されたとお聞きしましたので,まず神馬先生のほうから,この最新の第4版の特徴について簡単に触れていただければと思います.
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