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適切な住宅改造が笑顔を招く—保健婦の視点を生かした住宅改造例 北区高齢福祉部おとしより相談係
八木 保
pp.169-172
発行日 1997年3月10日
Published Date 1997/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901528
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本誌53巻1号から始まった連載「保健婦による目のつけどころ」では,住宅改造や福祉機器の導入に際して,どのような視点をもっていたらよいかについて提言をいただいている。本欄では,本号241ページに掲載した住宅改造の事例を写真で紹介する。
事例のCさんは,パーキンソン病の82歳の男性で76歳の奥さんと2人暮らし。3年ほど前に症状が出始め,昨年3月公立病院に入院した時に全く歩けなくなった。4月末,Cさんの退院前に住宅改造をすませるべく姪が改造申請書類を持って北区の相談窓口を訪ねた。大がかりな改造計画を見て,窓口の保健婦はその日は書類を受け取らず,その2日後にCさん宅を理学療法土と訪問して家の構造を把握した。そして,Cさんの病状・機能と家屋の状況を把握した結果,当初申請された改造案よりも小規模の改造を実施した。改造の詳しい内容は連載の記事を参照いただきたい。
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