連載 野道を行けば・7
先生と呼ばれていた頃[その1]
頼富 淳子
1
1(財)杉並区さんあい公社
pp.582-585
発行日 1996年7月10日
Published Date 1996/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901391
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昔,むかし,私は医師会立准看護婦学校で「先生」と呼ばれていた時期がありました。保健婦学校を卒業して,たった4年の職場経験しか持たない私に臨時教員の話が持ち込まれました。1〜2か月だけということでお引き受けした仕事でしたが,結果的には10年間も居座ってしまいました。
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