学生から
「先生」と呼ばれて考えること
佐藤 雅美
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1晴陵リハビリテーション学院理学療法学科
pp.67
発行日 1998年1月15日
Published Date 1998/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104999
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- 文献概要
一期臨床実習において,いくつか考えさせられたことがある.なかでも,患者さんや看護婦さんから「先生」と呼ばれることである.もちろん私は学生なので「私は実習生です」と答えていた.
ある病院に見学に行ったときのこと,1人のPTが高齢の患者さんに「先生」と呼ばれたとき,「私は先生ではないですよ,先生とは先に生まれると書くじゃないですか,だから○○さんの方が先生ですよ」という会話を聞いた.また,ある専門誌でもPTが「先生」と呼ばれることについて,「何だか歯がゆい」と書いていた.私はまだ学生なので,「先生」と呼ばれることについて考えることがなかった.
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