連載 家族看護を創る—家族看護研究会での学び・3
家族の援助ニーズをどう視るか[1]
渡辺 裕子
1
,
鈴木 和子
1
1千葉大学看護学部家族看護学(千葉銀行)講座
pp.1050-1053
発行日 1993年11月10日
Published Date 1993/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900829
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さて今回から家族看護研究会で行った事例検討をもとに,保健婦の家族援助について深めていくことにします。今回検討するのは主任保健婦Fさんが提出した,SLEで透析を受けている上に脳出血を起こし,右半身麻痺となったHさん(47歳,女性)一家です。まず始めに家族援助で保健婦が判断を迫られるのは家族の援助ニーズをどう視るかですが,今回はここに焦点を絞って具体的に考えてみましょう。
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