特集 公衆衛生はどう変わるか—保健所法改定を機に
[保健所法改定とこれからの地域保健—サービスの送り手として]
福祉の立場から—保健婦における「現場」へ
松井 俊雄
1
1伊勢崎市在宅介護支援センター愛老園
pp.932-933
発行日 1993年10月25日
Published Date 1993/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900801
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老人保健福祉計画と保健所法改定
ゴールドプランを受けて,市町村への権限委譲を前提とした老人保健福祉計画の策定が,急ピッチで進められようとしている。また,保健所法の改定作業も急がれており,福祉,保健の背景が大きく変わろうとしている。厚生省や県・市町村が総がかりでの改革である。
しかし,改革が実を結ぶか否かは,福祉や保健の現場において,サービスの対象となる人たちが実際に救われたと思える状況が作れるかどうかで考えなければならない。
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