研究
保健婦援助の専門性と固有性をめぐる研究—夜尿研究を素材にして—Ⅰ.夜尿をめぐる援助機能と分析枠組
井上 龍子
1
,
宮西 すず子
1
,
佐瀬 美恵子
2
,
根来 千穂
3
,
日野 和江
4
,
政辻 洋子
5
,
山岡 みどり
6
,
本村 汎
7
1大阪市東淀川保健所
2大阪市住吉保健所
3大阪市阿倍野保健所
4大阪市鶴見保健所
5大阪市平野保健所
6大阪市北保健所
7大阪市立大学生活科学部
pp.788-793
発行日 1986年9月10日
Published Date 1986/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207211
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1.問題提起
「保健婦は専門職ですか。」と尋ねられて,「専門職です。」と答えつつも,いまひとつ自信を持って言い切れない歯切れの悪さを感じるのはわれわれだけだろうか。
この歯切れの悪さの背景には,専門職であることと法的裏付けのある免許を持っていることとが同質でないという実態が存在するのではなかろうか。
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