報告
保健婦教育の課題(3)—卒業直後の就業状況からみた教育の問題
平山 朝子
1
,
山岸 春江
1
,
宮地 文子
2
,
安住 矩子
3
1千葉大学看護学部地域看護学講座
2埼玉県立衛生短期大学地域看護学専攻科
3国立公衆衛生院衛生看護学部
pp.54-61
発行日 1986年1月10日
Published Date 1986/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207110
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1.はじめに
保健婦の養成は現在1か年で行われ,それで形の上では完成された教育となっている。しかし,この1か年の学校教育を終えたからと言っても,それだけでただちにこの専門領域の独立した職業人が完成されるわけではない。
本報告では,保健婦学校養成機関の卒業者の卒業直後の進路の実態を調べ,現状を検討しながら,保健婦として完成された専門職業人の育成過程を考えていきたい。
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