報告/教育 保健婦教育の課題(4)
卒業後1か年間の新任者の実態からみた教育方法の検討
宮地 文子
1
,
平山 朝子
2
,
山岸 春江
2
,
安住 矩子
3
,
佐藤 美智子
4
,
山口 延子
5
1埼玉県立衛生短期大学
2千葉大学看護学部
3国立公衆衛生院
4秋田県立衛生看護学院
5千葉県立保健婦助産婦専門学院
pp.321-328
発行日 1987年4月10日
Published Date 1987/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207313
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1.はじめに
わが国の保健婦教育は,1年間の系統的な教育プログラムによって行われ,国家試験に合格すれば,形の上では完成した職業人とみなされる。したがって,就職と同時にスタッフとして1人前の任務を期待されることになる。
しかし,新任者の立場からみれば,1つ1つの仕事で不安やとまどいが多く,先輩からの具体的指導を受けながら仕事を身につけていく期間がぜひ必要である。
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