報告 保健婦教育の課題(2)
短大専攻科とした場合の利点と欠点
平山 朝子
1
,
山岸 春江
1
,
宮地 文子
2
,
安住 矩子
3
1千葉大学看護学部地域看護学講座
2埼玉県立衛生短期大学地域看護学専攻科
3国立公衆衛生院衛生看護学部
pp.398-401
発行日 1984年5月10日
Published Date 1984/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206840
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1.はじめに
近年,看護婦教育は短期大学の1学科として行われるものが増えてきている。特に都道府県立の医療関係職種の養成期間が短大となるに伴ない,保健婦教育を短大の中に組み入れ,専攻科という形にすることが話題とされるようになった。
短大による保健婦教育は,すでに3校(定員総数75名)で実施されているけれども,保健婦教育のあり方として果たして本当によいものになり得るだろうか,又,どうすれば発展性を確保できるだろうか,これらは重要な関心事である。
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