特集 保健婦学生がインタビュー 先輩が語る戦後の活動の軌跡(1)—23道府県・25人の証言
北海道・東北
足を使い目で確認した保健活動—菅原トヨさん(岩手県)
石田 利枝
1
,
岡野 和恵
1
,
小山 敬子
1
,
菅野 明子
1
,
菊池 一恵
1
,
山崎 洋子
1
,
山崎 陽子
1
1岩手県立衛生学院保健学科
pp.261-265
発行日 1984年4月10日
Published Date 1984/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206812
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はじめに
昭和12年,保健所法の制定により,行政の中に保健婦が設置されてから40数年になる。保健婦業務は社会情勢の変化・公衆衛生の発展を背景として変遷してきた。
菅原トヨさんは昭和18年,保健所保健婦となり,戦中・戦後の物資不足・貧困の時代から現在に至るまでの36年間,保健活動の第一線で活動を続けてきた人である。
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