われらカンゴ族
兄 菅原秀一さん,弟 幸二さん
菅原 秀一
1
,
菅原 幸二
2
,
本誌
1東北大学医学部付属病院神経精神科
2仙台社会保険病院腎センター
pp.417
発行日 1987年5月1日
Published Date 1987/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921700
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5,6年前にくらべると,えっ,男の人で看護婦?と聞かれることは少なくなった.とは言え,兄弟そろっての看護士はまだ珍しい.
電子工学の専門学校を卒業後,ある病院の透析室へ技術者として就職,患者と接する内に技術だけでは不十分と痛感,翻意して,都立松沢看護専門学校へ進む.看護士として郷里に近い病院に勤務.4歳違いの幸二さんもためらうことなく,兄の道を追いかける.共通の話題?「もちろん,車,女性,看護,そして夏は釣り」同じアパートの隣人同士,家事を分担し合う.今,看護が面白くてならないという,頼もしい独身兄弟だ.
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