特集 保健婦学生がインタビュー 先輩が語る戦後の活動の軌跡(1)—23道府県・25人の証言
北海道・東北
無我夢中で過ごした40年—渡辺ひでさん(山形県)
小野 繁子
1
,
片桐 典子
1
1山形県立高等保健看護学院保健婦学部
pp.265-269
発行日 1984年4月10日
Published Date 1984/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206813
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12月のどんよりとした空の下,私たちは渡辺さんにお会いするために,バスに揺られて山形市の北西に位置する山辺町へと向かった。バス停から10分ほど歩いた静かな所に渡辺さんのお宅がある。
初対面でもあり,また長年保健婦活動に従事された大先輩からお話をうかがうということで,いくらか緊張しながら玄関を開けたところ,渡辺さんは包み込むような笑顔と明るく元気な声で迎え入れて下さった。
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