diary
岩手県盛岡市
西嶋 茂樹
1
1盛岡赤十字病院 麻酔科
pp.89
発行日 2021年1月1日
Published Date 2021/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201884
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盛岡市は旧南部藩時代から発展した岩手県の県庁所在地で,人口29万人,市内を北上川が流れ,南部富士とも呼ばれる巖手山が眺望できます(写真1)。降雪量は北東北地方の都市としてはそれほど多くはありませんが,冬はよく冷えて本州の県庁所在地で一番寒いらしいです。また岩手県は津波など自然災害が多い印象がありますが内陸に位置する盛岡市は,比較的自然災害を受けにくいとされています。
盛岡というと食べ物は,じゃじゃ麺,冷麺,お土産は,南部鉄器が有名です。じゃじゃ麺,冷麺はどちらも個性的な味で,ある人は「最初に食したときは地獄,二回目は天国,その後はやみつき」と言っています。もちろん最初から口に合う人も多いのでぜひ試してください。個人的にはじゃじゃ麺は『白龍』〔盛岡市内丸5-15,TEL. 019-624-2247(本店)〕,冷麺は『ぴょんぴょん舎』〔盛岡市稲荷町12-5,TEL. 019-646-0541(本店)〕です。南部鉄器は,昔ながらの黒を基調とした落ち着いた雰囲気を味わえる鉄瓶が代表的ですが,最近はモダンなデザインと色調を兼ね備えた華やかなものもあります。筆者は三連の風鈴の心地よい音色がお気に入りで,お世話になった方々に贈ったりしました。お勧めは『鈴木盛久工房』『岩鋳』で,これらはホームページなどからお取り寄せも可能です。
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