特集 新人を迎える—受け入れる側,受け入れられる側
苦しみの共有を経て成長の喜びを—救命救急センターでの新人教育
中村 恵子
1
,
関 敬子
1
,
鷹觜 幸恵
1
,
小野塚 元子
1
,
佐原 久恵
1
,
下小牧 トモ子
1
,
当間 利津子
1
,
豊川 美保子
1
,
平越 直子
1
1杏林大学病院救命救急センター
pp.409-413
発行日 1986年4月1日
Published Date 1986/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921379
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職場において新しい仲間を迎えるのはいつもすがすがしく感じるものです.新人を迎え,一緒の職場で彼女たちと働くことは一面では仲間が増える喜び,新しい人と接触できる楽しみと共に,成長するのを見守る喜びがある.反面,卒業直後の若い看護婦たちがどのような人間形成をしてゆくかが決定され,看護の考え方を養うのも新人看護婦が最初に配置される職場によって,ずい分変わるのではないかと考えると恐しいと感ずることもある.新人看護婦にとって職場はとても重要な役割をもっており,新人看護婦を迎える先輩看護婦はそれだけの責任を担っているといえるだろう.
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