特集 活動の見直しから見通しへ—多摩保健活動研究会の成果を中心に
《育児講演会》活動に関する見直しとその学びについて
島崎 民子
1
,
足原 美世子
1
,
遠藤 すみ子
1
,
保坂 貞子
1
,
小柴 秀世
1
,
佐々木 友子
1
,
阿部 泰子
1
,
山崎 洋美
1
,
水沢 鶴子
1
,
延岡 玲子
1
,
鈴木 洋子
1
,
井上 郁子
1
1神奈川県相模原保健所
pp.779-783
発行日 1983年9月10日
Published Date 1983/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206730
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
当保健所保健婦室では,1か月に1回所内研究会を持ち,日常業務の研究活動を行っている。昭和57年度は2つの活動をまとめる課題を持っていた。その1つが育児講演会のまとめである。この講演会に従事した保健婦より,自分達で企画から参加した事業として満足感があったということ,今後も発展させていく必要がある活動なので,この活動を見直してみたい,という意見が出された。
どんな評価方法を用いれば,この活動上の問題が出てくるかということで検討し,思いついたのが《活動見直し分析法》であった。以下で,育児講演会を素材として活動見直し分析法を学習した過程と,そこで出てきた問題点,学んだこと,所内研究会の時間に行えたことのメリットと限界などを述べてみたい。
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.