特集 医療制度と教育
保健婦教育の展望
与えられるより自ら学べるように
関 公子
1
1静岡県焼津市役所保健課
pp.46-48
発行日 1965年4月10日
Published Date 1965/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203375
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はじめに
昭和38年の暮れごろから保助看法改正についての話がもち上がった.また昨年においては,保健婦,助産婦,看護婦などのそれぞれの研修会や研究会ばかりでなく,すべての会議で必ず話題となったのがこの保助看法改正案についてであったと言っても過言ではない.そしてこの問題は医療関係者とりわけ保健婦,助産婦,看護婦の心にしこりとしてどっしり残っていると思う.ある者は外科的治療でやったほうがいいよと言い,ある者は内科的治療で徐々にやったほうがいいよと言う.
現行の保助看法が制定されたのは昭和23年である.その後数回の部分改正が行なわれたが,特に昭和26年4月と11月に行なわれた改正は,今日までもその影響を残している.(免許に関する件など.)
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