口絵
精薄児にしあわせを—女性を指導する鎌倉市紅梅学園をたずねて
pp.7-8
発行日 1959年2月10日
Published Date 1959/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201801
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普通の家庭で家族の重荷になりながら,背のびした生活をしているより,集団生活に人つた子供はのびのびと明るい.殊にこの紅梅学園は,女性だけの集団生活であり,菅さんが,自宅を解放して献身的につくしているのだから,ここで生活出来る子供達は恵まれている.
智恵のひくい子供達が他人に迷惑をかけずに生活をしていく為には,こうした集団の中で同志が集つてやさしい仕事を覚えていくことが必要であり,常人ではあきてしまうような単純な仕事は,かえつてかれらの方が適任であるという.
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