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保健婦への道
児玉 珠子
1
1近畿保健婦専門学校
pp.38-39
発行日 1954年12月10日
Published Date 1954/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200861
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筆をとつて,さて何をかこうかと戸惑う.今の私にとつて語るということは,とくにこゝに学びつゝある自分について語るということは,何がなし苦痛なことである.
それは私に信念がないからにちがいない.そして強いて,何かを,ましてや先生に不快な念を与へないことを心掛けるならば,きつと虚偽が加わるであろう.--そう信ずるからである.
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