研究
保健婦活動に関する保健婦の意識—第1報 保健所保健婦と市町村保健婦
西 正美
1
,
金川 克子
2
1石川県松任保健所
2金沢大学医療技術短期大学部看護科
pp.543-548
発行日 1973年7月10日
Published Date 1973/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205333
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生活様式・社会構造の変化,医学の進歩などによって疾病構造はかつてのものとは著しく異なってしまい,社会の保健需要は質量ともに高度化してきている。公衆衛生における需要も,かつての結核対策,急性伝染病対策とは異なり,未知の病いとのたたかいや,より健康的な次元を求めて,はるかに質の高いものになってきている。
しかし,わが国の公衆衛生体系は,その制度は伝染病全盛時代とほとんど変わらず,人的資源も敗政的側面も若干の変革はあったが,時代の要請とは,ほど遠い状態のままである。
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