連載 自分史からみた群馬の国保保健婦活動・1【新連載】
自活できる看護婦の道へ
内堀 千代子
1
1元郡馬県国保連合会
pp.76-78
発行日 1982年1月10日
Published Date 1982/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206473
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はじめに
昭和53年3月末日をもって国保保健婦が市町村移管になりました。"国民の健康づくり対策の一環として"というのが大義名分でした。昭和13年から実施された国民健康保険事業とともに,いくたの曲折を経ながら活動してきた国保保健婦が約40年の幕を下ろしたわけです。その中で私も昭和18年から54年3月に定年退職するまで,市町村の現場と国保連合会とで一貫して国保とともに歩んできました。
国保保健婦の移管といみじくも期を一つにして退職することになった私は,手もとにある私とともに歩んだ多くの仲間の古い資料を見るにつけ,国保の保健婦活動を何らかの形で残しておきたいと思うようになりました。
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