特集 保健師基礎教育の現在
実践例1―地域ケアコーディネーション技術実習の取り組み
斉藤 容子
1
,
小関 三千代
1
,
高橋 由美子
1
,
藤井 智子
1
1北海道立衛生学院地域看護学科
pp.1130-1137
発行日 2003年12月1日
Published Date 2003/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662100215
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平成8年度の厚生科学研究「これからの行政組織における保健婦活動のあり方に関する研究」では,将来の保健師活動ついて,「これまでの対象者の相談に応じる直接的なサービス提供の活動から,関係者との連絡・調整,保健計画の策定,施策化への主体的な参画という活動が求められるようになる」と報告されました。
また,同年に出された厚生省(当時)の「看護婦等養成所の運営に関する指導要領」の改正においても,保健師教育に求められる内容として「問題を組織的に解決する能力」や,「社会資源の開発や保健医療福祉サービスを評価し調整する能力」など,調整・施策化の能力の習得という目標が明確になりました。
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