特集 口から食べたい—経口摂取への援助
嚥下障害患者の経口摂取への援助—急性期施設での取り組み
染谷 初重
1
,
仙福 成子
1
,
大渕 牧子
1
,
吉田 由美
1
,
北川 洋子
1
,
大岡 良枝
1
,
小澤 美恵子
1
1千葉県救急医療センター
pp.635-640
発行日 1986年6月1日
Published Date 1986/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921430
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
食べるという行為は,人間の最も基本的な要求の1つであり,生理的な機能に関するものである.嚥下,咀嚼の障害されたものは,日常生活に支障を来し,食べることの楽しみを奪われたうえに社会生活から疎外される傾向にある.
経管栄養法が発達してきた現在,それらに依存することは容易ではあるが,看護婦として,患者のニードを追求し,経口摂取へのアプローチを試み,障害の改善に向け援助していくことが重要と考える.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.