プロフィル
—工藤芙美子—マラウィで看護婦として働く—「素手でする看護のすばらしさを知りました」
吉
pp.1217
発行日 1980年11月1日
Published Date 1980/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919098
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日本の青年海外協力隊員は今、世界各地の発展途上国で働いている。しかしどんな国ても隊員を受け入れてくれるわけではない。日本の看護婦を認める国とそうでない国がある。アフリカのマラウィは、日本の看護婦を受け入れてくれる数少ない国の一つである。
マラウイと聞いても、日本では正確にその位置を言える人はほとんどいない。地図で探すと、東アフリカのタンザニアとモザンビークにはさまれた形で、マラウイ湖に沿って南北に細長い国があるがこれがマラウイである。小国(人口六百万)だが、高原地帯で気候はさわやかだし、「日本人が忘れてしまっている温かい心を国民のみんなというほどもっていますね」
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