研究と報告
脊髄損傷患者のリハビリテーション看護—清浄自己導尿法の紹介を中心として
四谷 ひろみ
1
,
黒崎 絹代
1
,
小野 明美
1
1国立塩原温泉病院
pp.846-849
発行日 1978年8月1日
Published Date 1978/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918467
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はじめに
脊髄損傷患者には排尿障害が必発する.その排尿障害の型は受傷の部位や程度,受傷後の経過年月によって異なる.
初期の治療においては,生命の保持と神経障害を最小限にとどめることに努力がはらわれる.その後,一般に約6か月の間に,患者のリハビリテーション(以下,リハビリと略す)が行われるが,そのリハビリの成否は,排尿管理いかんによるといわれており,リハビリ看護の果たす役割は重要である.
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