ベッドサイドの看護
鎖肛術後患児への排便自立への援助
和田 美根子
1
,
和久利 啓子
1
1松江赤十字病院小児病棟
pp.830-833
発行日 1978年8月1日
Published Date 1978/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918463
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はじめに
小児が心身ともに円満な発達をとげるため,ぜひとも身につけなければならない基本的生活習慣がある.それらが形成されるためには,健康児でさえも家庭において繰り返しの訓練が必要となってくる.
本事例では,長期入院により,家庭で受けるはずの訓練,つまりしつけを看護婦や保母により受けた場合で,今回,特に排泄において,疾病による身体的障害および発育段階に並行して訓練を施すことで,かなりの成果を得たため,このプロセスをまとめ発表したい.
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