特集 検査・処置・手術の合併症:予防と対策
手術・治療
鎖肛手術
佐藤 正人
1
,
園田 真理
1
,
岩出 珠希
1
,
遠藤 耕介
1
Masahito Sato
1
,
Mari Sonoda
1
,
Tamaki Iwade
1
,
Kosuke Endo
1
1医学研究所北野病院小児外科
pp.1216-1219
発行日 2023年11月25日
Published Date 2023/11/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000638
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はじめに
中間位型・高位型鎖肛に対する根治術は,後方矢状切開による直腸肛門形成術(posterior sagittal anorectoplasty:PSARP)に代表される従来法(仙骨会陰式・腹仙骨会陰式術式)が主流であった。近年,腹腔鏡補助下鎖肛根治術(laparoscopically assisted anorectoplasty:LAARP)の普及により,その適応が高位型から中間位型へと拡大され,長期成績が報告1,2)されるようになった。
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