ベッドサイドの看護
進行性筋ジストロフィー症児の末期時の看護を振り返って
前村 久子
1
,
古橋 祐子
1
1国立療養所東埼玉病院7北病棟
pp.288-292
発行日 1978年3月1日
Published Date 1978/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918348
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はじめに
進行性筋ジストロフィー(PMD)症の病棟が,東埼玉病院には3病棟併設されており,108名の患児が入院し,療養,勉学に励んでいる.当病棟は現在36名の患児が入院中で,そのほとんどが,進行性筋ジストロフィー症(ドゥシャンヌ型)である.
PMD病棟が単一疾患の患児だけで占められ,しかも病状が,ほぼ一定のコースで進行していくので,患児自身の疾患に対する精神的不安は大きい.
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