Japanese
English
筋組織化学アトラス5
進行性筋ジストロフィー症
Progressive Muscular Dystrophy
宇尾野 公義
1
Masanori Uono
1
1東京大学医学部第3内科教室
1The 3rd Department of Internal Medicine, Faculty of Medicine, University of Tokyo
pp.1002-1006
発行日 1970年9月1日
Published Date 1970/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202775
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一般にミオパチーでは筋線維の構築異常がみられ,萎縮像は散在性であり,時に肥大線維や中心核の出現,筋線維の断裂,間質増加などを来し,病因により空胞変性,硝子変性,リンパ球浸潤,貧食細胞による壊死,再生像など種々の変化がみられるが,さらに組織化学的には解糖系酵素活性の異常〜欠如,ミトコンドリアの数・大きさ・配列の異常,ミオシン蛋白異常,ring fiber, striatedannulet, sarcoplasmic massなど各々のミオパチーに特有な所見がみられ診断の手がかりとなる場合が少なくない。
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