検査と主要疾患・44
進行性筋ジストロフィー症
里吉 営二郎
1
,
鈴木 雍人
1
1東邦大第4内科
pp.854-855
発行日 1976年8月15日
Published Date 1976/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909458
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筋の萎縮には,神経に原因を有するもの(神経原性筋萎縮)と,筋に一次的な原因を有するもの(ミオパチー)がある.後者の代表的疾患が進行性筋ジストロフィー症である.本疾患は主に遺伝性を有する進行性の筋萎縮症であり,臨床的に幾つかの型に区別され,それぞれが比較的一定の経過をとることが多い.したがって,その病型分類にそって病態を述べなければならない.
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