特集 患者の死と看護
法学からみた生死の問題と看護婦
唄 孝一
1
1東京都立大学法学部
pp.728-736
発行日 1972年6月1日
Published Date 1972/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916345
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編集部から第9回日本病院管理学会総会における私の講演(‘法学からみた生死の問題’)速記の掲載を求められました.それはすでに学会誌(‘病院管理’,8巻3号)に速記のまま掲載されていることでもあり,元来欠陥の多いものなので,重ねて活字にすることがためらわれます.しかし,本誌の特集に際して,門外漢からの問題提起を強く要請されましたので,ここに多少の文字訂正程度の添削をほどこすだけで,第2部として前稿の再録に甘んじることにしました.目下のところ,私の時間的状況のため十分に練り直す暇を得ぬまま,このように処置しましたことにつきましては,ここに少々前言を加えて第1部とし,とくに看護婦の皆さまに問いかけたい1つの問題を提起しておこうと思います.
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